初めてのニューヨーク その5

6日目 タイムズスクエア

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マンハッタンのミッドタウン。映画や写真で目にするネオンや巨大ディスプレイで有名な此処が最後のニューヨーク。

タクシーを降りた途端、娘が「カメラが無い、タクシーに置き忘れたみたい。」と。

えっ!と同時に出ないだろうなと思った。すぐにスマホの履歴からタクシーの運転手に電話。3列の後部席に忘れたので、後ろを振り返ったくらいでは見えない。「ちょっと待って、確認するからもう一度電話して。」「確かにあった、戻るには15分前後掛かる、何処に行けばいい?」場所を指定すると20分くらいで届けてくれた。娘が差し出した10ドルも受け取ろうとしない。

こちらの不手際で迷惑を掛けたからお礼として受け取って欲しいと伝えると「Thank you」と受け取って去って行った。親切な運転手さんだった。流しのイエローキャブではタクシーを指定出来ずカメラは戻って来なかったと思う。

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街角のCity Kitchen でお昼。軽食といった感じで、サービスエリアみたいにいろんな食べ物の窓口があって、夫はハンバーガー売り場で私は一風堂のラーメン売り場で'KUROOBI'。こってり洋食ばかりだったので新鮮だった。

歩いてホテルまで。

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今回のホテルは娘のセレクトによるもの。

私達なら到底選ばないようなテーマを持ったホテル。

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3家族それぞれに個性のある部屋だった。

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入り口から広がるラウンジは常に薄暗く、音楽やネットを楽しむ若者で溢れ ていた。

長男一家は仕事と学校で2泊してセントルイスに戻った。

アメリカは私達夫婦の旅先の選択肢には入らない所だったけど、こんな機会に恵まれて

子供家族と付かず離れずのこんな楽しい旅行が出来て幸せ。

静かな田舎から遥か彼方に飛んで来て、多彩なネオンと高層ビルと騒音の中に多彩な人種が早足で渦巻いている、まさにこれがニューヨークなんだと思った。